クロアチア空軍と航空兵団

クロアチア独立国空軍の撃墜王,フラニョ・ヂャルについてのメモ - Danas je lep dan.

ところで,ちょっと空軍と航空兵団の関係について気になるんですが,両者はあくまでも別組織なわけですよね? どうもすごく癒着している印象を受けるのは,ナツィの傀儡政権というNDHの性格に大きく関係してくるのでしょうか,やっぱり。

 id:Mukkeさんのカキコから。
 
 空軍(NZDH)はクロアチア独立国軍(ZNDH)の指揮下にあり、例えばドイツ軍によるパルチザンに対する大規模爆撃を(情報漏洩を恐れて)事前に連絡されないなどの事例があります。
 対するHZLは、設立が独ソ開戦の直後で「ナチスドイツとヒットラーに対する独立の謝意」を現す為に編成された戦力で、東部戦線へ派遣を前提としています。
 また、この航空兵団は名実共にドイツ軍指揮下に置かれ、ドイツから装備が供給され、第三帝国と総統に対する忠誠の義務を負っている事実上の外人部隊で、15(クロアチア)./JG52の上位に当たる指揮官もドイツ人将校です。
 完全に独立した別組織かと言う訳ではないようで、HZLに所属するパイロットはNZDHの籍から離脱している様子は無いみたいです。
 「親会社に出向する子会社社員」のような印象ですね。
 
>あ,Džを「ヂャ」と表記してるのは僕の趣味ですから,表記は「ジャル」で構わないと思いますよ。
 そのほうが発音に近いってことみたいなので、折角ですしそっちにしておきますw